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企業情報代表メッセージ

ブレインズ・カンパニーは、2024年におかげさまで創業50周年を迎えます。

この50年の間に、広報PRは大きく発展を遂げました。今日では広報PR活動は社会の至るところで必然的に行われ、PR手法も、求める成果も、効果測定方法も多元的な広がりを見せています。

一方メディアはというと、インターネットの普及を契機に環境が激変。新聞・テレビ・雑誌など加えてデジタルメディアやSNSも台頭し、情報の流通量は膨れ上がっています。ところがアルゴリズム編集が行われるSNSなどでは類似情報が流れ、確証バイアスが増幅される傾向に。生活者は自分の考えを肯定する情報だけに目に留め、自分の考えを否定する情報に対しては軽視・排除する傾向が高まっています。

このような状況下で、ステークホルダーのエンゲージメントを高めるには、まずステークホルダーの関心やインサイトを理解すること。その上で、発信したい情報をステークホルダー視点に変え、価値を作り出すことが重要だと私たちは考えます。

これまでの広報は、各部署から得た情報をメディアにリリースする「受け売り広報」で良かったかもしれません。しかし、コミュニケーションにおいてコンテキストに至るまで細かな解析が必要な現代は、「情報価値をファシリテートする広報」への転換が求められます。私たちブレインズ・カンパニーは「ファシリテートする広報」をいち早く標榜し、情報の価値創造を行っています。

またここ数年は、顧客から「当社の広報手法を診断してほしい」といった相談や講演依頼も増えています。プロフェッショナルとしてPRソリューションを提供するのはもちろんのことですが、顧客の広報PRを本来あるべき正しい姿に導いていくことも私たちの使命だと考え、広報手法についてのアドバイザリーも積極的に行っています。

これからもブレインズ・カンパニーは、いくつもの課題を抱える顧客に寄り添って伴走する広報PRを目指し、次の時代に向けてまい進してまいります。

株式会社ブレインズ・カンパニー
代表取締役社長
菅井利雄